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#smartmobility

ターゲットはFarming 4.0

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ZFは、Eモビリティや自律運転といった未来のテクノロジー・トレンドの特長を生かしながら、農業用車両のプロトタイプに革新をもたらしています。
Lars Weitbrecht, 2017/12/07
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Lars Weitbrecht もとはミュージックとゲーム業界の出身ですが、ゲームパッドとギターだけでなく、ペンの力とステアリングの感触も楽しんでいます。
刈り取りの時期が来ているのに、農家の人々が収穫しなくて済む世界を想像してみてください。これは、やがて世界の農業で現実となるかもしれないシナリオなのです。オーストリアの農機メーカー、Lindner社と連携し、ZFは収穫を無人化する半自律型のコンセプトトラクターを開発しました。

電動補助耕運

電動補助耕運

農作業の効率向上や、省燃費、環境に優しい運用を実現する方法は、これに留まりません。その一例が、ZFが組み込んだ eTRAC という、鋤と一体化したホイール近接型電動ドライブ・システムです。発電モジュールの TERRA+ がこの電動ドライブユニットに給電します。こちらもZFが開発した製品です。これらによってトラクションが高くなり、ぬかるみ等の悪条件での作業が楽になります。eTRACによる高出力化により、小型エンジンのトラクターでも大型の鋤をけん引でき、土壌にとっても有益です。益々重量化する農機によって土壌が固められてしまうということが、多くの農家で問題となっているからです。
鋤と一体化したホイール近接型電動ドライブユニットのeTRACによって農作業が楽になり、土壌にとっても有益です。

記事要約

種を捲けば、収穫作業が発生します。オーストリアの農機メーカー、Lindner社と連携し、ZFはコンセプトトラクターを開発しました。そのトラクターは、畝の端を自動検知しながら設定されたルートを自律走行し、人や物を検知する機能を使い、常時周囲の作業エリアの安全性の優先順位を判断しながら走行します。これらは、このトラクターに組み込まれた機能のほんの一部にすぎません。これらに加え、ZFの農機用電動ドライブユニットにより、CO2排出と燃料消費が削減されています。これらが奏功し、圃場作業の能率や効率、費用対効果の向上が実現されるのです。