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ZFはモビリティ部門でもユニークです。自転車からトラックトレーラーまであらゆるものを動かす数々の電動ドライブシステムをご提供しています。
Achim Neuwirth, 2018/10/02
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Achim Neuwirth 2011年以来ZFで記事を執筆。車両と車両技術から運転や交通関連まで、自動車分野のあらゆる話題を専門としています。
上り坂で息を切らして苦しくなることも、朝の通勤時に汗をかいて蒸し暑くなることもなくなりました。電動アシスト自転車が登場したからです!2017年にドイツで販売された新しい自転車では、4台に約1台が補助電動モーターを搭載していました。そしてZFによって、売り上げはさらに伸びる見込みです。ZFグループは、新たに創設されたSachs Micro Mobility Solutions GmbHのパートナー3社の1社となりました。この合弁企業の最初の一手は、電動アシスト自転車とEバイク(スポーツ仕様の電動アシスト自転車)向けのドライブシステムとブレーキシステムの生産開始でした。

個人の交通手段のためのエレクトロニクス

ハイブリッド乗用車は、エンジンと電動モーターを組み合わせたものです。ZFの8速8Pオートマチック・トランスミッションで使用されているハイブリッド・モジュールは、ハイブリッドの幅広い用途に適し、マイルド・ハイブリッドでは動力を最大20kW高めます。しかし、これは完全な電気走行には不十分です。このため、ZFは完全な電気走行を可能にする8Pのプラグイン・ハイブリッドを生み出しました。その電気モジュールは最高出力90kW、最大トルク250Nmを誇ります。速度強化の結果、最高速度120km/hでのゼロ・エミッション走行が実現し、搭載バッテリーによっては走行距離50kmを超えることも可能です。ZFの7速デュアルクラッチ・トランスミッションの設計は燃焼に焦点をあてています。一方、当初から100kWハイブリッド・ドライブとしてポルシェと共同開発された後継の8速トランスミッションでは、焦点は逆です。これは、電動アシストのモビリティが一般的になりつつあることの確かな証であると言えるでしょう。電動ドライブ・モジュールのないものはこれに基づいています。
8Pハイブリッド・ドライブは燃焼動力を電動ドライブを組み合わせています。
「ドライブラインの電動化の動きはもはや止められません。このため、ZFは、すべての車両タイプに対応する主要コンポーネントとシステム全体を開発・提供しています。」
— イェルク・グローテンドルスト Eモビリティ事業部長

市場をリード:ZFの電動アクスル・ドライブ

ZFは、アクスルを基盤とする乗用車の電動化のエキスパートでもあります。当社のmSTARS(モジュラー・セミトレーリングアーム式リアサスペンション)アクスルシステムは、既存の車両プラットフォームの従来のリアアクスルに代わるものとして最適で、
ZF eVD(電動車両ドライブ)アクスル・ドライブ・モジュールにも対応可能です。最高出力150kWのこのモジュールは、すべての完全電気コンパクトカーの基盤となります。当社の電動アクスル・ドライブは、フロント・アクスルICEドライブと組み合わせて、車両をアクスル・ハイブリッドおよび4x4に変えます。最近公開したZFのコンセプト車両はeAMT(電動オートマチック・マニュアル・トランスミッション)を搭載しており、オートマチック・トランスミッションにシフトチェンジした際の推進力の一時的な損失を補い、連続推力を提供します。
汎用性の高いZFのmSTARSリア・アクスル・システムに組み込まれた電動ドライブ。

限界の(ほとんど)ないEモビリティ

ZFの電動アクスル・ドライブは、マイクロバス用の単独のドライブとしても使用されています。例えば、人と荷物を輸送するe.GO Moverに加速を提供します。これは、自動運転のために作られました。e.GO Mooveは、2019年にこのような自動車の大量生産を開始します。e.GO Mooveは、ZFとe.GO Mobile AGの合弁企業です。さらに大型の低床バスには、AxTrax AVE電動ポータル・アクスル(旧称ZF AVE 130)を提供しています。これは、2基の125kW電動モーターと485Nmのトルクを特徴としています。連結バスでは、2基のAxTRAX AVEを設置することも可能です。このドライブは、シュトゥットガルト、マンハイム、ボンの都市公共交通機関のフリートの一部として、すでに稼働しています。
電動ポータルアクスルを備えた数千のZF AxTrax AVEがすでに高速道路で稼働しています。

CVのためのEモビリティ:CETRAXとTRAXONファミリー

CeTraxは、完全電気走行を可能にする大型商用車向けのもう一つのシステムです。この電動セントラルドライブは出力300kW、トルク4,400Nmを誇ります。小型のCeTrax liteは配送用バンと小型商用車(最大7.5トン)向けで、出力150kW、トルク380Nmのモジュールを特徴としてます。CeTrax midは中型トラック(最大19トン)向けで、150kWモジュールを2基装備したデュアルパッケージです。
大型トラックやバス向けのオートマチック・トランスミッションであるTraXonも、商用車のハイブリッド化に最適です。そのパワフルさは、ターミナルで40トンのトラックを電動ドライブだけで動かせるほどです。同様に、ZFの電動ドライブは4.5~10kWの性能レンジで、フォークリフトなどの産業用トラックも駆動できます。例えばZFのイノベーション・フォークリフトを見てみましょう。ZFのエンジニアは、このフォークリフトが電動で動くだけでなく自動で動くようにしています。
ZF CeTrax – 商用車用電動セントラルドライブ。

フィールドのEモビリティ

オフロード機では、ZFのeTRACドライブが完全電動トラクターコンセプト、さらに特殊なハイブリッド・ソリューションを支えています。ZFの電動フロント・アクスル・ドライブ(eFAD)は、トーションフリーの4x4ドライブと低燃費を組み合わせており、一方で、イノベーション・トラクターのeTRAC-GPE 50電動ホイールヘッドは、いずれかのトレーラーアクスルの左右両方のホイールにある電動モーターを特徴とします。電動ドライブは、ぬかるんだ泥道、上り坂、急勾配を走行する時でも、最大80kWをトラクターに提供します。このトレーラーのトラクション・マネジメント・システムによって、より大型のトラクターを購入する必要がなくなります。ZFの電動耕作機も同様のメリットを得られます。