業界の先陣を切るZF イノベーション・トラクター2016

指先で操作できる取り回しと簡単な連結操作 (SafeRangeとヒッチ検出)。さらには、追加搭載の電気駆動ユニットにより、トラクターとトレーラーの連結走行でも坂道をものともしないけん引力 (トラクション・マネジメント)

ZFはイノベーション・トラクター2016の投入により、新たに産業用車両を一連のイノベーション・プロトタイプに追加しました。

トレーラー部の交換がもっと簡単に

SafeRangeとヒッチ検出

SafeRange 機能により、イノベーション・トラクターとトレーラー部を目で確認しながら遠隔操作ができます。運転と操舵に対応するコマンドはすべて、タブレットからの直感的操作で送信できます。トラクター後部とルーフに取り付けた6台のカメラにより、操作に必要な車両周囲の視覚情報が確保され、タブレットの画面上に表示することもできます。

SafeRangeの機能はこれだけにとどまらず、特にトレーラー部の連結作業に有用な機能も含まれています。それが、 「ヒッチ検出」です。イノベーション・トラクターは連結する農具やトレーラーの正確な位置と角度をカメラを使って検出し、その情報を基に連結動作を自動で行います。トラクターと連結車両の間に人が入ってしまった際は、システムが即座に連結動作を中断します。

完璧なけん引力

トラクション・マネジメント

ZF イノベーション・トラクターのけん引部には、農機および建機専用に開発された電動ホイールヘッドが装着されています。ホイールに近接して電動ドライブを配置する方式は、すでにZFでは路線バス向けの電動ポータル・アクスルで実績があります。イノベーション・トラクターに組み込んだ電動の追加駆動ユニットには、ZF TERRA+トランスミッションの発電モジュールから電力が供給され、常時60kWの出力を可能にしています。

トラクター部の全輪駆動機能とけん引部の電動モーターブースト機能の相互作用と相互補助により、最適なけん引制御を実現しました。イノベーション・トラクターとトレーラーの組み合わせでは、標準的車両とトレーラーの組み合わせでは不可能だった、タイヤのグリップ力が減ってしまう濡れた路面やぬかるみ、あるいは最大勾配30度の坂道すらものともしません。

ZF イノベーション・トラクターの詳細情報

ZF イノベーション・トラクターの隠された秘密

ZFのイノベーション・マネジメント統括本部長、ゲルハルト・ギュンポルツベルガーが、ZF イノベーション・トラクターのテクノロジーを実物をお見せしながら解説します。