EcoLife その類まれな才能が 路線バスと長距離バスで開花

より快適な都市生活を実現

妥協を許さないEcoLife

  • 革新的なアイドリングストップ機構でトランスミッションの寿命期間を通じて省燃費を実現
  • 6速ギアで常時最適な走行速度を確保
  • 駆動抵抗パラメーターでシフト制御を実行するTopoDyn Life搭載
  • アイドリングストップ機構の一体化で追加スペースは不要
  • 2系統の冷却システムを採用したプライマリ・リターダーの統合により、最大の制動力を発揮

システムに応じて最大10パーセント燃料を節約

すべてのタイプのバスに適しています。路線バスでも都市間高速バスでも、EcoLife はすべての用途に理想的なトランスミッションです。

極めて高効率な機械的構造と、パワーシフト式トランスミッションとして最適なスプレッドレシオを融合。トルコンロックアップ用クラッチは発進直後に直結し、エンジン出力を有効に使います。トルクコンバータのトルク比も合わせ、6速でも最大12.5のワイドレシオ設定となっています。ギアシフトはTopoDyn Life シフト・ソフトウェアで制御されます。道路形状の変化に合わせ、プログラムがその他の駆動抵抗パラメーター(路面状況や曲げ角など)も加味しながら最適なギアを選択します。

標準タービン内蔵トーションダンパー付の流体式トルクコンバータにより、低速域でも高い入力トルクが得られます。この結果、6速未満のATと比べて最大5%の省燃費性能を実現しました。また、燃費だけでなく騒音レベルも下がっています。内蔵のプライマリ・リターダーは制動機構に組み込まれていて、低速域でも高い制動力を発揮します。これにより、常用ブレーキへの負荷を効果的に減らせます。2系統の冷却システムとトランスミッションおよびリターダーの熱交換器が働き、高い信頼度でオーバーヒートを予防し、したがってオイル交換の頻度も減らすことができます。

渋滞がちの市街地での最大の課題は、20秒以内の短い停車が頻繁にあることです。省燃費の最大の可能性がここに隠されています。ハードとソフトの両面から徹底的な改良を施した最大トルク1,600ニュートンメートルのEcoLifeが、このほどアイドリングストップ機能に完全対応となりました。これにより、市街地での頻繁な停発進の繰り返しも容易になります。その結果、さらに10%の省燃費が実現します。

日々、あらゆる路線とルートで

高性能と経済性の両立

性能強化と経済性向上を融合させたZFのEcoLife商用車向けトランスミッションは、不可能を可能にします。路線バスや観光バスなどの長距離バスのみならず、特殊車両や鉄道車両でも採用されているこの6速オートマチック・トランスミッションは、ハイトルクにも完全対応しています。このトランスミッションは最大2,300Nmのトルクを伝達でき、道路形状対応型のTopoDyn Lifeシフト・コントロール・システムを標準装備しています。それにより、特にさまざまな形状をもつ道路において、大幅な省燃費効果が保証されます。

市街地走行でも長距離移動でも、また、ディーゼル・エンジンでもガソリン・エンジンでも

EcoLife搭載の車両では常に経済的な走行が可能です。選ぶのは皆さんです。停発進の繰り返しや最高速度80 km/hの高速道路、またはその両方でも、当社のトランスミッションがあれば妥協する必要はありません。

パワフル、そして高い汎用性

どのような走行状態でもエンジン出力が最適な形で活用されます。高トルクによりバスはスムーズに発進でき、内蔵されたプライマリ・リターダーが効果的なブレーキングを可能にします。リターダーを使うことで常用ブレーキを温存することができ、ブレーキ・ダストも減少することで環境保護も実現します。

また、EcoLifeは騒音の点でも経済性の高い製品です。

さらに、EcoLifeは後付で組み込むことができるため、バスの再販についても、それが大都市の路線バスであれ長距離バスであれ、車両のリセール・バリューを高めます。

EcoLife用TopoDyn Life - 連続シフト・プログラム

あらゆる道路形状に対応

EcoLife専用に開発された制御ソフトウェア・システムのTopoDyn Lifeがあれば、走行する個別の道路形状に適したシフト特性が設定されます。シフト・ポイントは、地形、現在の負荷と加速値、および変化する駆動抵抗パラメーター(路面状況や曲げ角など)を考慮して計算されます。バスが平らなレーンを走行しているときは、TopoDyn Lifeは最も経済的なシフト特性を自動的に選択します。地形が険しくなってくると、ソフトウェアがシフト・ポイントを適切なシフトカーブに合わせてスムーズに選択します。

どこを走っていても

車両騒音の低減

低騒音も含めた環境へのやさしさ

インテリジェントな設計とファインチューニングが施された6速ギア、そしてTopoDyn Lifeシフト・プログラムの組み合わせにより、エンジン回転を低く抑えた走行が可能となります。発進時の回転数は、従来のオートマチック・トランスミッションにはない毎分700回転にまで下げることができます。DEKRAの鑑定によると、発進時の騒音レベルが最大で6.4 dB(A)低いことが確認されています。

低回転数はエンジン騒音の減少にもなるため、歩行者やバス停近隣の住民だけでなく、乗客にとってもありがたいことです。特に後列座席付近は、高回転による騒音が顕著となりますので、一層の効果が期待できます。

アイドリングストップで市街地走行の燃料消費を最大10パーセント節約

路線バスは、赤信号や道路工事の通行指示を待つ間や、数多い一時停止の標識等により、しばしば停発進の繰り返しが発生します。

ZF-EcoLifeオートマチック・トランスミッションに搭載されたアイドリングストップ機能は、こうした路線バスに適した製品です。この新機能は、バスが停止すると自動でエンジンを停止させ、燃料消費をゼロにします。ドライバーがブレーキからアクセルに足を移動した際、エンジンとトランスミッションがすぐに再始動できる状態になります。

このアイドリングストップ機能は、初期段階では最大エンジントルク1,000~1,600 Nmに対応します。

改良コンバータと高度な制御

アイドリングストップが長時間のエンジン停止後も効果的に機能するためには、アクセルべダルを踏んだ際にすぐにトランスミッションのシフト・エレメントにオイルが充填されなければなりません。これで初めて発進可能となります。制御用ソフトウェアに、この点を加味した改良を施しました。トルコンロックアップ用クラッチと感応型油圧装置を含む改良コンバータにより、EcoLifeはこの短時間応答という課題を克服しました。

EcoLife 長距離バス用 長距離バス向けオートマチック・トランスミッション

登り下りの多い道や狭いカーブ、出力が下がる長い登り坂、加えて都市間の高速道路走行や市街地走行も。発進と停止の繰り返し。渋滞によるスロー運転。頻繁に必要となるブレーキとアクセル交互の操作。だからこそEcoLife Coachが必要なのです。

長距離バスのトランスミッションには、やるべき仕事が山ほどあります。マニュアルやセミオートマチックのトランスミッションにはない、EcoLife Coachの長所がここで活躍します。トルクを25パーセント高め、製品寿命もはるかに長く、平坦路も坂道も悠々とこなします。対応最大トルクが2,300Nmのこの6速トランスミッションは、アクスルレシオが常時高めの設定のため、低回転でも高い平均速度が得られます。つまり、エンジンはクラッチの開閉も必要なしに常に全トルクを伝達でき、ギアシフト操作中にも車両のスピードは落ちずにすむということです。

標準装備のTopDyn Life走行プログラムは、地形情報と駆動系抵抗に応じて最適な燃料消費となるシフト設定を有効にすることで、大きな貢献を果たします。制動力も自動で調節されます。燃料消費と発生騒音は低レベルで維持されます。また、プライマリ・リターダーはエンジン回転数には依存しないため、車体を完全停止できるほどの最大減速を実行できます。2系統の冷却システムとトランスミッションおよびリターダーの熱交換器が働き、高い信頼度でオーバーヒートを予防し、したがってオイル交換の頻度も減らすことができます。

高い要望に応えて開発

改良型EcoLifeトランスミッションに採用されたトルクコンバータは、これまでの製品よりさらにパワフルになっています。コンバータのカバーも強化され、エンジントルクも最大2,300Nmまで対応する設計です。コンバータのクラッチも大幅な省燃費に貢献します。発進後はすぐにトルクコンバータが切り離されるため、最高のエネルギー効率が得られます。また、標準搭載のトーションダンパーがシフト動作時間を短縮し、エンジンは低速でも安定した回転を保持します。これにより、クラッチ摩耗のない低速操縦が可能になります。

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