ZFのモータースポーツ、その現場からPart.1

みなさん、こんにちは。
私はZFグループのモータースポーツ・コミュニケーションおよびスポンサーシップ活動をグローバルに統括しているモーリッツ・ノーディングと申します。

2005年にモータースポーツ広報の担当になった後、2010年からはスポンサーシップについてもグローバルに取りまとめています。

普段は、ドイツにあるZFのオフィスで仕事をしていますが、レースシーズンが始まるとZFが参加している世界各国のレースに出張する事もしばしばです。

最初に、私たちZFについて改めてお話させてください。

ZFはドライブライン(駆動系)およびシャシ部品と自動運転や予防安全関連技術を世界各国の自動車メーカーに提供しており、正式な社名をZF Friedrichshafen AG(ゼットエフ・フリードリヒスハーフェン株式会社)と言います。

社名にもあるように、本社はフリードリヒスハーフェンという場所にあります。ドイツ南部、スイスと国境を接するボーデン湖の北岸に位置する風光明媚な街です。

金融の中心地として知られるフランクフルトからだと、途中、メルセデス・ベンツで有名なシュトゥットガルトを経由しておよそ400キロ。車で約4時間の所にあります。

ZFグループのモータースポーツ活動は、フランクフルトから東に約2時間ほどの所にあるシュバインフルトの街にある拠点が担当しており、私のオフィスもここにあります。

ここでは主に、サスペンション関連製品の開発や製造が行われています。

また、モータースポーツに使用される製品や技術の開発を担っているZFレースエンジアリング社もシュバインフルトにあります。

ZFは、革新的な先進技術の開発と製品の信頼性向上を図る目的で様々なモータースポーツ活動を行っています。

ヨーロッパでもっとも人気のあるシリーズの一つであるDTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)では、レーシングクラッチシステムを独占供給。

メルセデス、BMWおよびアウディの全レーシングカーがZF製品を使用しています。

また、WEC(世界耐久選手権)に参戦するトヨタ・レーシングのテクニカルパートナーとして、2013年よりクラッチの開発・供給を行い、2014年シーズンのダブルタイトル(ドライバー、製造者部門)獲得に貢献しました。

フォルクスワーゲンモータースポーツとも技術提携を行っており、ZF製クラッチとダンパーを装着する「ポロR WRC」と共に、2013年のWRC(世界ラリー選手権)デビュー以来3年連続でチャンピオンを獲得しました。

F1のフェラーリ、ザウバー、トロ・ロッソ、およびル・マン24時間を含むWECに参戦するアウディとポルシェもZF製のダンパーを使用しています(2015年シーズン)。

さらに、ダカール2016のトラック部門「排気量10リッター未満」クラス1-2フィニッシュおよび7連勝を達成した「日野チームスガワラ」の「日野レンジャー」 2台に、トランスミッションとクラッチコンポーネントを提供しています。

また、世界一過酷なレースの一つである、ニュルブルクリンク24時間に参戦する車両の約75%がZF製クラッチを使っています。

2013年シーズンからは、SUPER GTのオフィシャル・パートナーとして日本のモータースポーツにも積極的に参加しています。

GT500、GT300両クラスの全車両にZFのロゴが貼られているのは、みなさんもうご存知のことと思います。

また2014年からはGT500クラスのレクサスおよびニッサンブランドのマシンにZFのレーシングクラッチシステムが採用されています。

これは、DTMにおいて信頼性、メンテナンス性およびコスト効率の高さが認められた結果です。

SGTではその他にも、ZF製品や企業活動をご紹介するZFブースの出展や、ZFモータースポーツアンバサダーによるトークショー、素晴らしい活躍をみせたメカニックへのZFアワード授与など様々な活動を行っています。

こうした取り組みを通して、ZFブランドの構築を目指すと共に、日本におけるモータースポーツがより一層発展するために少しでも貢献できればと私たちは願っています。

インフォメーション

2016 レースカレンダー

続きを読む

ZFモータースポーツ・チャンネル