ZFのモータースポーツ、その現場から PART.6

モータースポーツファンのみなさま、こんにちは。私は、ZFジャパン広報部でモータースポーツを担当しております、島田と申します。これまで5回にわたってZFモータースポーツの裏側をそれぞれの担当者からご紹介してきたこのシリーズも、6回目となりました。最終回である今回は、ZFの日本でのモータースポーツに関する取り組みを改めてご紹介させて頂きます。

私が働くZFジャパン株式会社は、1980年、東京に設立されました。現在、こちらのオフィスにはパワートレイン、シャシ、商用車、産業機器むけの技術を取り扱う事業部などがおかれています。また、ドイツ本社による米TRW社の統合によりセンサーや自動運転、安全技術分野にも進出し、日本でもZF TRWジャパンの横浜本社およびエンジニアリングセンターと連携して国産自動車メーカーとのお仕事を積極的に進めていきます。

これまでドイツからこのコーナーに登場してくれた同僚たちとは違い、ZFに入社するまで私はモータースポーツとは全く縁の無い生活でした。3年前の4月、SUPER GTの開幕戦で岡山に行ったのが初めてのサーキット体験で、音、におい、お客さんの雰囲気など、すべてが新鮮だったのをよく覚えています。当初は不安もありましたが、「ZFレースレポーター」ビデオや「ZFアワード」を通したいろいろな経験で私もすっかりモータースポーツファンになってしまいました。シーズンオフは、少し寂しいですね。

ZFジャパンのモータースポーツ

ZFは、日本における認知度向上と同時に日本のモータースポーツのさらなる発展に役立ちたいと考え、SUPER GTでは様々な活動を行っています。各レースで最も優れた活躍をみせてくれたメカニックさんに贈る「ZFアワード」、お子さんにメカニックやチームマネージャーのお仕事を体験していただく「Kids Dream Job」、「ZFモータースポーツ・アンバサダー」によるトークショー、F1やWRCなどで実際に使用されたクラッチやダンパーなどを展示する「ZFコミュニケーション・ブース」など、レースの現場でファンのみなさんとじかにお会いしてモータースポーツの魅力をお伝えできる機会を創るよう努めています。

また、ウェブサイトやフェイスブックページでは、ビデオ、写真、記事などを通して、SUPER GTだけでなくF1、WRC、WEC、そしてZFの母国ドイツのSUPER GTともいえるDTMの詳しい情報発信も行っています。世界中で活躍するZFとパートナーチームの様子を、舞台裏潜入ストーリーや特集記事とともにお伝えしています。

これからのZFモータースポーツ

今年からZFは、電気自動車のF1とも言える「フォーミュラE」にも参入しました。モナコの「ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム」のテクニカルパートナーとしてサスペンション技術を提供しながら、2018年の実践投入に向けて電気モーター、インバーター、トランスミッションを一体化したまったく新しいドライブラインの設計・開発をすすめています。

環境保全の大切さがますます叫ばれる昨今、ZFでは自動運転や安全と並び高効率・電動化を事業の柱に据えています。モータースポーツで磨かれた先進の電動化技術が一般市販車に応用され、サーキットの外でもみなさんの生活に役立つようになれば、レースの意義ももっと高まるのではないかなと、モータースポーツファンとしても期待しています。

今年も一年、ZFジャパン・モータースポーツにお付き合いいただきありがとうございました。これから少しの間、モータースポーツは冬休みですが、ZFジャパン・モータースポーツ・フェイスブックページでは、今回もダカールラリーでの「HINO Team SUGAWARA」の活躍を毎日お届けします。お正月1月2日のプロローグランで始まる1000キロの戦いをお楽しみに。

ではみなさん、よいお年を!

来年4月、SUPER GT開幕戦の岡山でまたお会いしましょうね。